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大型特殊免許を取ろう! その3(教習のようす)

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ひさしぶりの教習所

教習所に大学生くらいの若い人が多いのは当然なのですが、外国人と思われる人も多くてびっくりしました。言葉や風貌からすると、中東や中国から来ているのでしょうか。普通車に加え、大型の教習を受けている人もいました。日本語が通じるのか勝手に不安になってしまいました。

最初は適性検査から

まずは適性検査から。30年前こんなことやったっけ? と思いながらも「テスト」の形式になっているとつい真剣になってしまいます。普通自動車免許を持っている私は、適性検査の結果はとくに考慮されないようなのですが、受けないといけない。

処理能力や心理的に危なくないかをチェックするのが主な目的。◯の重なり具合をチェックするのとか。とにかく早く処理しないといけない問題が多いので、検査が終わる頃にはおじさんの眼と脳はぐったり……。

 

 

教室には30人ほど。やたら元気な女性教官が「とにかく答え方と書き方を間違えないように」と何度も念を押しながら進めていきます。回答方法を間違えると再試験になっちゃうみたいですね。

 

いよいよ、初乗り

適性検査のあとは1時間あけて初乗り。教習はホイールローダーという乗り物で行います。二人乗り用に横幅が広くずんぐりしているのでSDガンダムみたいな愛嬌があります。

※写真はコヤマドライビングスクールのHPから

 

大型特殊免許ということで、教習車もデカい車体を想像していましたが横幅が少し広いアルファードくらいの感じ。大型免許用のトラックよりぜんぜん小さいです。小さいとはいえ1回目・2回目の教習は女性でした。男の世界だと思っていたのでびっくりです。

 

教習で感じたこと

1回目の教習で操作手順を習います。教習はたった6時間しかありません。とくに難しいところはありませんが、とにかく「普通車との違いに慣れる」というところがポイント。とくに普通車との違いを大きく感じたところをあげておきます。

 

車内がうるさい

車内はとにかくうるさい。教習中ずっと「ガーーー!」とか「ブオーン!」と爆音が響いています。交通量の多い道路端に立ってるみたい。テレワークで静かに過ごすことに慣れきった体では会話もできません。声量に自信がないひとは、カラオケか河原に行って大声を出す練習をしておいたほうがいいです。

 

激暑(たぶん冬は極寒)

私が通学している期間中、私以外に大型特殊の教習を受けている生徒を見かけませんでした。そして、私の教習はたいてい午後。一日でもっとも暑い時間帯。

おそらく朝から放置された車内はバッチリ蒸し上がっています。乗車前にドアを開けて熱気を逃がします。クーラーは最強にしていますが、すぐには効きません。クーラーが効いたと思った頃に踏切通過で窓を開けるハメになったりします。

「首につけて冷やすやつとか持ってたら、つけたほうがいいですよ」と言ってくれた教官もいたほどです。熱中症になりやすいひとは水分補給もしっかりしましょう。

 

サスペンション能力はゼロ

たぶん思っている以上に揺れます。卒業検定の項目に「時速20km以上を出す」というものがあるのですが、そのくらいのスピードを出すと震度4くらいの感覚です。心休まる時間なんてありません。同じ道路を走っている乗用車のことを考えると、乗用車の快適性には本当に頭が下がります。

 

出足が悪い

後ろから見えない力に引っ張られているんじゃないかと思うほど、出足は良くないです。なんか一段階多い感じがする……。

狭い教習所内では普通車のほかに大量のバイクも走っています。直線優先のところに左折や右折で入り込むときは、少しでも他の車両が見えていたら間に合いません。直線で進行しているほうも譲ってくれることが多いのですが、間に合わずに何度も怒られました。

 

小回りは異様なほどにできる

後ろの車輪が左右に動いて進む方向が決まる「後輪操舵」という方式のため、出足が良くないくせに、小回りは異様なほどにできます。S字とか曲がりすぎて縁石にぶつかりそうになりました。回りすぎるほどに回ります。調子に乗ってハンドルを切りすぎると危険です。ハンドルは片手でぐるぐる回しやすいようにビリヤードより少し小さいくらいのたまっころがついてます。

 

ウィンカーを出し忘れる

左手はギアにかけ、右手はハンドルが基本姿勢です。ウィンカーは右手で操作します。ウィンカーを操作するときは、ハンドルから手を離さなければなりません。右手を話す前に、左手でハンドルを支えるのが正しい流れです。

ただオートマばかり運転していると「左手をギアから離してハンドルに」という動きをとっさにできません。そのため右手でウィンカーをだすとき「手放し運転になっちゃってますよ」と何度か注意されました。

 

巻き込みを確認しすぎて目が回る

後輪駆動のため、左折する場合は、車体の右後ろが車線中央に移動していくような感じになります。そのため、左折する先の状況、車体左側の状況に加え、車体右後方も目視で確認しなければなりません。これが普通車にはない動きなので、忘れがち。

 

バケット操作は覚えなくていい

バケットの操作は試験に卒業検定に関係ないので覚える必要は無いというものの、教官によっては細かいところまでツッコミが入ります。前がぜんぜんみえないので、ずっと勘でやってました。

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